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2024.04.01

声優の白井悠介さんが、転倒して手首をバキッと・・

手首をつくと、この骨折の型になります。

おうか整骨院川越の高浦です。


声優の白井悠介さんが転倒して左手首を骨折したという記事が出てから約1カ月となりました。普通、掌をついた場合が多いので、おそらく「コーレス骨折」でしょう。手の甲側をついた場合は「スミス骨折」となります。コーレス骨折は通常4週間が固定期間の目安になりますので、白井さんの固定もそろそろ外れる頃かと思います。あくまで経過順調な場合ですが。


骨癒合が順調であれば本格的にリハビリ開始となります。手関節の可動域制限が出ているはずですので、背屈、掌屈、回内・回外の制限を回復させるリハビリですね。固定期間の倍がリハビリ目安になるため、4週間の固定なら8週間(約2カ月)はリハビリ優先となります。使っていくうちに動くようになりますけど、制限を極力残さないためにもガンバってもらいたいです。


ちゃんと骨がくっついていても、今年の冬は痛みが出ると思いますので、血行が悪くならないよう保温に務める必要があります。骨の折れ方で鋼線や金属プレートで骨を固定している場合は、余計に寒くなると痛みが出やすい、冷える感じが出るようです。白井さんの場合は金属で固定していることは書いてないので、そこまでひどい折れ方はしていないと思います。


車止めにつまづいたり、玄関マットで滑ったり、カーペットの端やコードに引っかかったり、椅子にのって落ちたりと、ちょっとしたことで手をついて転倒することがあります。手が出なくて、頭や顔を打ってしまうほうが重傷になる場合があるので、頭や顔を打っている場合は、軽くみないで必ず検査をして下さい。遅発性の外傷がある場合がありますので。特に「血液をサラサラにする薬を飲んでいる」方は必ず医療機関の受診をお願い致します。


医療機関でのリハビリの他に、自宅でもセルフリハに取り組んでもらうと回復が早くなります。リハビリは受傷後3カ月が一番効果が出ると言われていますので、自分でできることを精一杯やるようにして下さい。まずは、

➀水分補給してから血行促進のため患部を温める
➁硬くなっている患部を動かしていく

という流れですね。➀からスタートになりますので、動く前に水分補給を習慣づけて下さい。
水分補給 ⇒ 温めるです。

➁の硬くなっている患部をどう柔らかくするかがリハビリの腕の見せ所になります。当院では超音波療法をメインに可動域制限を治療していきます。膝より下の骨折の場合は、リフレクソロジーを組み込んだメニューを検討して、早期の回復を目指します。


手首の骨折は、指の違和感が出ることがあります。手首の動きだけでなく、指の動きもみながらのリハビリです。「骨はくっついたけど、手首と指が前のように動かない」ということにならないように、先ず3カ月間は患者さんもリハビリに全力で取り組んで下さい。宜しくお願い致します。



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 2024年4月19日(金)~25日(木)
 *25日(木)は休まず診療致します。(通常診療)
 
 

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