ブログBLOG
2024.03.22

足底筋膜炎って治りにくいですか??

急に走り始めたりすると、足の裏が痛くなって・・

おうか整骨院川越の高浦です。


暖かくなって「そろそろ運動でも・・」と走り始めたら、足の裏が痛くなって、ヤル気がなくなって・・というのも困ります。これからの季節に足底筋膜炎が増える(秋も増える)と感じます。最近はランナーではない方(よく歩く方等)も発症しているので、少し考えてみたいと思います。


よく歩く方(営業で外回りや工場での立ち仕事など)が発症しやすいのは、ソールの硬い靴を履いているためです。革靴や安全靴等ですね。足裏に負担がかかって炎症を起こします。また扁平足の方も出やすいですね。ソールの硬い又は薄い履物を使用している方は注意が必要です。指定の履物でないとダメな場合は、治療のほかに

➀インソールの使用する。
➁厚めの靴下を着用する。
➂足裏をほぐす(やり方は注意が必要)
➃足底筋膜を鍛える(始めるタイミングは注意が必要)

などが挙げられます。➀➁はすぐにできて効果も実感しやすいので、取り組みやすいでしょう。➂➃は繰り返し発症しないためのものにもなります。この順番で検討下さい。➀は市販のものでもカスタムインソールでも構いませんが、消耗品であることはどちらも同じですから、ずっとは使えません。カスタムインソールは大きいスポーツショップで取り扱いがあり、値段もだいぶお手頃になってきています。当院ではソルボ(市販)をオススメしています。


➂について、足底のどの部分に痛みが出ているか?によって注意が必要になります。

(1)踵や踵のまわり、アキレス腱の付着部に痛みがある場合
 ⇒ 重心が後ろに傾いていることが考えられます。
 ⇒ アキレス腱炎と言われる場合もあります。

これはふくらはぎが張る、腰も張る、首が張る等の症状も出やすいため、足裏をほぐすだけではなく、全身の調整が必要になってきます。

(2)土踏まずのあたりが痛くなる場合
 ⇒ 偏平足がある場合はここに痛みが出やすいです。
 ⇒ シンスプリントを同時に発症していることがあります。

これはインソールの使用をすぐに始めると症状に変化が出やすいです。土踏まずをしっかりサポートするものを選んで下さい。市販のものをお求めの際は、ショップのスタッフに聞いて頂くと選びやすいと思います。

(3)指の付け根やつま先立ちであたる部分が痛くなる場合
 ⇒ 指先が浮いているとここに痛みが出やすいです。
 ⇒ 靴のサイズが合っていないことがあります。

これは(1)とも関係がありますが、踵重心に(重心が後ろに傾く)なっている可能性があります。(1)の症状とミックスになる場合もあります。やはり全身調整が必要になります。踵がない履物(ミュールやスリッパのようなタイプ)をよく履く方は、この症状が出やすいです。

竹踏みやゴルフボール等でほぐしてもらえればと思いますが、やった後に痛みが増す場合は治療を検討して下さい。炎症が強い可能性があります。我慢して続けていれば楽になるとは考えないほうがよいです。


➃は、フローリング等の床にタオルをひいて、椅子に腰かけて足でたぐる運動が一般的です。最初は上手にできないと思いますが、段々と足底筋が使えるようになるとできます。根気よく取り組むことが大切ですが、痛みが出たらそれ以上無理はしないようにして下さい。


自分がどういう状況か分からない場合は、お気軽にご相談下さい。診療時間内でお受け致しますが、混雑状況によってかけ直しさせて頂く場合もあります。ご了承下さい。



 ☆ おうか整骨院開院16周年半感謝祭 ☆
 2024年4月19日(金)~25日(木)
 *25日(木)は休まず診療致します。(通常診療)
 
 

☆ あなたの症状を改善するメニューがきっとあります ☆
近隣の新河岸、上福岡、川越、ふじみ野地域の方々の健康を応援していきます。お気軽に来院下さい。
*診療時間を確認の上で来院下さい。
*急患対応は必ず事前連絡をお願い致します。

新河岸・上福岡・ふじみ野の地域の皆様へ

交通事故による「むち打ち」や「腰痛」、「自律神経の乱れ」に対応できるメニューをご用意しております。
交通事故専門チームのある弁護士事務所と提携しており、治療から折衝までサポートできる体制となっております。
安心してご相談、来院下さい。